富士通がジャパンXボウル進出!
 ランの鍵握る若手RB神山
 富士通は、攻撃ではショットガン体型から繰り出されるランとプレーアクションパスでノジマ相模原の43守備を粉砕した。
  チームトップの22回117ヤード2TDを記録したRB神山幸祐(25歳、日本大卒)がランユニットを引っ張る。全OLが担当する地域に入ってきた守備をブロックし、キャリアー自身が空いた走路を選択して走る『ゾーン』と言われるランプレー。一瞬でも空いたエリアを逃さないために、神山はハンドオフ後も低い姿勢を保ち、ギャップを見つけると一気に40ヤード4秒8のトップスピードへ加速して走り抜けた。
  09年にチームに入団。昨年、WRからRBへ転向するとラッシング部門でチームトップ、リーグ4位となる33回334ヤード3TDを記録。WR、RBを兼任できるマルチな能力で7月の第4回世界選手権日本代表に選出された。
  試合では「常に普段の練習通りのプレーをしています」と神山、「各ポジションに実力ある選手が揃っています。ランではOLを信じきって走るだけです」とランユニットへの自信をのぞかせる。
  次戦は、12月19日(月)、夜7時から東京ドームで行われるジャパンXボウルで、オービックシーガルズと対戦。今回で4度目の出場だが、まだ一度も優勝してない。
  「今年はパナソニックやノジマ相模原にはランで勝ってたので、決勝もランで勝利を決めたいと思います」。
  試合は富士通が攻守に渡り圧倒。1Q6分に先制されたが、8分にQB吉田からWRブレナンへのTDパスで7対3。10分にRB神山のTDランが決まり14対3で前半を折り返した。3Q4分にRB金のTDラン、7分に神山が止めとなるTDランで決着した。(石井雄基)
巧みにタックルをかわす若手RB神山

 12月4日(日)、ファイナルステージが快晴の横浜スタジアムで行われ、富士通フロンティアーズが38対3でノジマ相模原に圧勝し、ジャパンXボウル進出を決めた。