オービックが王座連覇へ前進!
 攻撃支える剛力OL宮本
 オービックは、セットバックやショットガン体型からRB古谷らのランにQB菅原からWR木下(典)らへのパスを織り込んだ多彩な攻撃で、鹿島の43守備を圧倒した。この攻撃をOL宮本士(35歳)が支えた。
 185センチ125キロの巨躯でベンチプレスは180キロを上げる。ポジションはタックル、サイズとパワーを生かした力強いドライブで守備を一気に押し込み、パスではパスラッシュに完全に対応する俊敏さがある。
 宮本は95年に中央大に入学後、同好会でフットボールを始めた。4年時にXリーグ上位のリクルート(当時)にトライアウトを合格し、00年に入団した。1年目は試合に出場できず「練習に追いついていくのでやっとでした」。練習とトレーニングを地道に取り組み、3年目からスターターを獲得。第3回、第4回世界選手権では日本代表、今や誰もが認めるジャパンOL陣の中核選手。
 落ち着いた優しい口調だったが、「パスプロテクションで1回守備をもらしてしまったことが大きな反省です。決勝戦までに必ず修正して、攻撃で日本一を勝ち取ろうと思います」と表情は厳しかった。
 試合は、オービックが1Q4分にQB菅原からWR萩山へのTDパスで先制。9分にK金親のFGが決まり10対0。12分にはFGで返されたが、15分に菅原からRB古谷へのTDパスで17対3とした。2Q4分にTDパスを決められたが、7分に菅原のTDランで返し24対10。以降試合の主導権は譲らなかった。
 12月19日(月)、夜7時から東京ドームで行われるジャパンXボウルで、富士通フロンティアーズと日本一をかけて対戦する。(石井雄基)
オービックの攻撃を支える剛力OL宮本

 12月4日(日)、ファイナルステージが好天の横浜スタジアムで行われ、オービックシーガルズが45対20で鹿島ディアーズに快勝し、ジャパンXボウル進出を決めた。