富士通がアサヒビールを撃破
 2TDランで貢献する副将QB吉田
 富士通は、ハドルを行わずにサイドラインからの『数字ボード』や『ブロックサイン』で作戦を指示する『ノーハドル』攻撃を展開。スプレッド体型からバランスよくRB金、神山らのラン、WR米山、秋山らのパスで、3―4守備のアサヒビールから8TDを奪った。その攻撃を指揮したのが、副将QB吉田元紀(29歳、日本大卒)だ。183センチ83キロ、パスでは11回投8回成功64ヤードだったが、冷静に独自の戦術を指揮し、自らも2TDを決め勝利に貢献した。
 「ノーハドルは、時間をかけずにこちらのテンポで素早く攻撃を始めることで、相手の交代機会を奪うなど、対応させる時間を奪う事が出来ます」。同時に、自分たちも常にプレーし続けるため、より体力を消耗するが、「この攻撃を遂行するために今春から例年にないほど走り込みをしてきました。」と吉田、「こちらもハドルができない分、全員でミスの確認を行うことができないので、QBが素早くフィールド上でプレーの修正を行うことがテンポを崩さないために重要です」。
 次戦は、11月20日(日)に長居陸上競技場で行われるパナソニックインパルス戦。昨年にファイナルステージ進出をかけて対戦し6対23で敗戦、「今年こそ必ずリベンジしたいですね」と表情を引き締めた。
 富士通が攻守で圧倒、守備は4インターセプト、4QBサック、3ファンブルリカバー。1Q3分にRB金、7分にQB吉田のTDランで14対0。9分にTDパスを決められたが、12分にQB出原のTDランで21対7とした。2Q2分にRB神山TDラン、6分にTDを返されたが、13分に吉田のスクランブルTDラン、15分にK西村が40ヤードFGを決め、前半で37対14と勝負を決めた。(I)
ノーハドル攻撃をまとめる富士通QB吉田

 11月13日(日)、セカンドステージ第2節、富士通フロンティアーズ対アサヒビールシルバースターが川崎球場で行われ、富士通が58対14で圧勝した。