連覇を狙うオービック?!
Xリーグ、第2ステージへ

日本のトップXリーグ
  Xリーグは、11月5日(土)、レギュラーシーズンの第2ステージに突入する。AからCブロックの1位チームとワイルドカード1チームがファイナルステージに進出する。

セカンドステージAブロック
 最激戦区、全試合で好カード
 Aブロックの注目選手は第4回世界選手権で日本代表スターターとして、チームを世界3位に導いたQB高田鉄男(パナソニック)だ。ファーストステージで優勝決定戦となったアサヒ飲料戦では、エースWR長谷川とRB石野が負傷で欠場して、13回投6回成功と抑え込まれたが、49ヤードのオーバーショルダーパスをピンポイントで決め、スクランブルでダウンを更新し、チームに流れを呼び13対6で勝利、地区3連覇を決めた。富士通は、ファーストステージでRB金、進士やWR神山、米山、TE大矢らバックス陣が万遍なくTD、どこからでも得点できる総合力を持つ攻撃を統率するのが副将QB吉田だ。60回投34回成功353ヤード6TDと低調だったが、ラッシングではリーグ5位となる28回233ヤード3TDを記録、自らもランでTDを狙える。高田ともに日本代表に選出されたQB東野(アサヒビール)は、リーグのパッシング部門(獲得距離順)で6位となる84回投58回成功543ヤード4TD、社会人15年目となるベテラン、激しいプレッシャーの中でも正確にターゲットに投げ込める冷静さと判断力を持つ。
 どの試合も接戦が予想される。昨年はパナソニックがアサヒビールの猛追を振り切り、24対19で勝利、富士通には23対6で快勝してファイナルステージ進出を決めた。アサヒビールは、富士通戦で1Qに東野が負傷退場した影響で攻撃が得点できず、3対34で敗退した。
 初戦は11月6日(日)、横浜スタジアムで行われるパナソニック対アサヒビールだ。
パナソニックQB高田(10月23日 アサヒ飲料戦 キンチョウスタジアム)

 セカンドステージAブロックは、パナソニックインパルス(ウエストディビジョン1位)、富士通フロンティアーズ(イーストディビジョン2位)、アサヒビールシルバースター(セントラルディビジョン3位)と昨年と同様の顔ぶれ、最激戦区となった。

 

セカンドステージBブロック
 オービックの2連覇をアサヒ飲料が阻止?
 第4回世界選手権で世界3位となった日本代表にチーム最多の13名を送り込んだタレント集団、オービックを引っ張るのがQB菅原だ。リーグのパッシング部門(獲得距離順)で3位となる80回投52回成功694ヤード8TDの活躍で全勝し、地区2連覇を決めた。また、WR萩山、清水らがそろう強力パスユニットに今季より加わったWR木下にも注目したい。07年に日本人初のNFLアトランタのFA契約でサマーキャンプに参加、今季よりオービックで復帰、7年ぶりのXリーグの試合出場となった。1年目からリーグのレシービング部門(捕球回数順)で4位となる20回333ヤード4TDを記録した。
 アサヒ飲料は、昨年は負傷のため、セカンドステージでプレーする事ができなかったエースRB中西、今春にNFLコンバインに参加したRB佃に加え、ラッシング部門(獲得距離順)でリーグ歴代5位となる82回580ヤード5TDを記録した2年目RB木村とリーグ屈指のランナーが揃う。
 注目の対戦は11月20日(日)に長居陸上競技場で行われるオービック対アサヒ飲料。過去10年間の直接対決は1勝1敗、02年ファイナル6では30対0でオービックが完封、03年ファイナル6では16対9で勝利した。オービックは、ハワイ大出身のDLジャクソン、ノア、日本代表LB古庄らを中心とした守備も強力。IBM戦では4インターセプト、アサヒビール戦では7QBサックを見せた。オール三菱は、チーム力でオービック、アサヒ飲料に食らいついて行きたい。
 初戦は、11月6日(日)、横浜スタジアムで行われるオービック対オール三菱。
オービックWR木下(10月9日 IBM戦 QVCマリンフィールド)

 セカンドステージBブロックは、オービックシーガルズ(セントラルディビジョン1位)、アサヒ飲料チャレンジャーズ(ウエストディビジョン2位)、オール三菱ライオンズ(イーストディビジョン3位)。オール三菱は初進出となる。

 

セカンドステージCブロック
 鹿島とノジマ相模原の対戦に注目
 Cブロックの注目は、1年目でファーストステージのパッシング部門で1位となる72回51成功800ヤード13TD0インターセプトを記録したQB加藤(鹿島)だ。地区優勝を決定する富士通戦では、守備のラッシュをかわしながら25回投17回成功236ヤード3TDの活躍で、24対16で勝利、地区2連覇へと導いた。
 創部3年目でセカンドステージに臨むノジマ相模原の中核を担うのが、今季より移籍したRB杉原だ。昨年のオービックの日本一に貢献、リーグ屈指のスピード活かしたランでリーグのラッシング部門(獲得距離順)で5位の43回349ヤード5TDを記録。今季加入したハワイ大出身のOLスン、ファービーはリーグ屈指のブロック力を誇り、ラン攻撃の支えとなっている。
 最注目の試合は11月20日(日)に横浜スタジアムで行われる、鹿島対ノジマ相模原だろう。ファーストステージでは、攻守蹴で安定した力を発揮した鹿島。今季の攻撃はパスを中心に展開、リーグトップとなる10TDしたWR中川を筆頭に勝負所ではパスを選択、ランの2倍となる獲得距離を記録した。ノジマは昨年日本一となったオービックに肉迫、IBMには残り1分で逆転、古豪アサヒビールには終了0秒と同時にFGを決め勝利。勝負強さを持つ。今春の直接対決では、34対14で鹿島が勝利しているが、接戦が予想される。初進出のアズワンは、鹿島、ノジマ相模原にどれだれ食い込めるかに期待したい。
 初戦は、11月5日(土)にエキスポフラッシュフィールドで行われる、鹿島対アズワン。
鹿島QB加藤(10月13日 富士通戦 東京ドーム)

 セカンドステージCブロックは、鹿島ディアーズ(イーストディビジョン1位)ノジマ相模原ライズ(セントラルディビジョン2位)、アズワンブラックイーグルス(ウエストディビジョン3位)。ノジマ相模等とアズワンは、セカンドステージ初進出となる。