アサヒ飲料、パナソニックに一歩及ばず
 攻撃中軸担うパワフルRB中西
 今季のアサヒ飲料の攻撃の中心の1人がRB中西庸輔(28歳、関西大卒)だ。175センチ、87キロのサイズと40ヤード4秒5のスピードを活かし、守備の狭いギャップを突破、守備を弾き飛ばし走路をこじあける。この試合では、11回59ヤードと抑えこまれたが、タックルされても倒れず、守備を突き飛ばし再び走り始める強靭な足腰を見せ、観客を沸かせた。短髪が多いフットボール選手の中で、ヘルメットのスソから出る長髪が特徴的。理路整然と話す言葉にはフットボールに対する信念がみなぎる。
  関西大を卒業後、06年にオービックに入団するが「仕事が忙しく両立が難しくなった」とプレーできず退団、2年目までプレーできなかった。仕事に慣れ時間が作れるようになった3年目、住まいが東京にあるにも関わらず、アサヒ飲料に入団した。「スピードと力で前に突進していくパワー系RBという自分のウリを一番活かせるチームを探し、今のチームを選択しました」。毎週末は練習場がある兵庫まで往復する。09年には全5試合中3試合出場ながら、地区7位のラッシング記録となる35回236ヤード2TD、10年は3位の51回390ヤード4TDと活躍した。
 「チームの目標はもちろん日本一、個人としても日本一のRBを目指してプレーしています。目標を達成するには、いかに強く達成を思い続けるかだと感じています。チーム全員で強い気持ちを持って、セカンドステージに臨みたいです」
 4勝1敗で進出するセカンドステージBブロックでは、オービック、オール三菱と対戦。初戦は11月6日(日)、横浜スタジアムで行われるオービック対オール三菱だ。
守備を弾き飛ばし前進するアサヒ飲料RB中西

 10月23日(日)、ウエストディビジョン最終節、アサヒ飲料チャレンジャーズ対パナソニックインパルスが行われキンチョウスタジア(長居競技場)で行われ、アサヒ飲料が残り1分で勝ち越しTDを決められ6対13で惜敗した。直接対戦成績は1勝10敗となったが、過去10年間に1TD差の決着が7回の接戦、この日も好試合を見せた。