富士通が2位通過でセカンドステージ進出
 1試合3TDのエースWR米山
 今季の攻撃の中核を担うのが、WR米山晃嗣(29歳、日本体育大卒)だ。181センチ、84キロ、40ヤード4秒7のスピードを活かし、幅広いスライドでぐんぐん加速し、守備を置き去りにして、両チームトップの8回87ヤード3TDを記録した。3Qには、左サイドにWR2名、右サイドにTEとWRを1名ずつ配置する『スプレッド体型』で、右WRに米山が位置。スナップと同時にQB平本から米山にパス、ランのようにOLが決められた守備をブロックする『スクリーンプレー』で38ヤードを走り、「今季初めての試み」となったプレーをTDに繋げた。
  05年に富士通に入団、07年には第3回世界選手権の日本代表に選出され、08年にはチームトップ、地区8位の11回209ヤード3TDを記録。09年のノートルダムジャパンボウル、10年のジャーマンジャパンボウル、今年2月のアジア選手権の日本代表に選ばれた。
 「セカンドステージは、どこも実力が拮抗しており、どれだけ早く波に乗れるかが勝負の鍵となる」と淡々と話す米山、最後は小さくうなずきながら「やってきたことを信じきって、全力で臨みます」と表情を引き締めた。
 試合は富士通が圧倒。1Q7分に先制されるが、直後のキックオフリターンでDB植木が75ヤード走りTD、11分にRB平澤のTDランで14対7。2Q2分にQB福島からWR秋山、3分に平本から米山がTDパス、7分にRB後藤がTDランを決め、前半で35対7と勝負を決した。
 セカンドステージでは、富士通は、パナソニック、アサヒビールと対戦、昨年と同じ組合せとなった。初戦は11月13日(日)、川崎球場で行われるアサヒビール戦だ。
快足で守備を突き放す富士通WR米山

 10月22日(土)、イーストディビジョン最終節、富士通フロンティアーズは川崎球場でブルザイズ東京と対戦、63対7で快勝し、2位通過でセカンドステージ進出を決めた。