オービックが圧勝で4連勝!
 タレント軍団率いる日本代表QB菅原
 オービックは7月の世界選手権の日本代表に13名の選手を送り込んだタレント集団。攻撃の中心で実力派選手たちを率いるのが日本代表QB菅原俊(25歳)だ。172センチ、83キロと小柄だが、大きな選手の間隙を縫って、ターゲットに正確なパスを投げ込み、40ヤード4秒7の脚力を生かしたランではタックルにくる選手のヘルメットを手でおさえつけてかわす技術も見せる。この試合では9回投7回成功112ヤード2TDの活躍で勝利に貢献した。
  横浜高校でフットボールを始め、04年に法大に進学。大学時は1年時より出場し、2、3年時では法大初となる甲子園ボウル連覇に貢献した。08年にオンワードオークスに入団したがスポンサー企業撤退によりチームが解散。翌年に選手たちの自主再建活動で復活した相模原ライズ(現・ノジマ相模原ライズ)でプレー。10年よりオービックへ移籍、1年目よりスターターとして攻撃の主軸を担いチームを日本一へ導き、ジャパンエックスボウルMVP、ライスボウルMVPを獲得した。
  今季はチーム初の2連覇に挑む。達成すると00年、01年にアサヒ飲料が達成して以来10年ぶりとなる。しかし「連覇は特に意識していません」と菅原、「1戦ごとに勝利の積み重ねが、日本一につながっています。むしろ目の前の戦いに集中していきたいです」と表情を引き締めた。
  試合はオービックが安定した試合運びを見せた。1Q5分にDEノアの41ヤードファンブルリターンTDで先制。11分にFGを返されたが、2Q2分にQB菅原からWR萩山へ、8分にはWR森へのTDパスが決まり19対3で前半を終えた。3Q4分には日本代表RB古谷が1ヤードTD。5分にノアが再び32ヤードインターセプトTDを決め32対3で勝負を決した。
「周囲は1流の選手ばかり。10人の能力を最大限に引き出すことに徹したい」とオービックQB菅原俊

 10月9日(日)、セントラルディビジョン第4節、オービック対IBMが行われ、46対10でオービックが4連勝でセカンドステージ進出を決めた。