鹿島、明治安田を初完封
 日本代表ベテランLB牧内
 守備の中核はベテランLB牧内崇志(30歳)だ。40秒計が切れる直前に作戦を変更してくる攻撃にも「すでにスカウティング通りだったのであわてることはありませんでした」と冷静に対応した。
  牧内は99年に新潟大でフットボールを始め、00年にアンダー19日本代表に選出された。当時の新潟大は関東2部リーグに所属、3年時には1部の筑波大との入替戦に出場したが敗退、4年間で昇格することは無かった。しかし、「まだ1部でプレーしたことが無く、どこまで自分の力が通用するか知りたかったんです」。3、4年時に行われた鹿島との合同練習で声をかけてもらったことがきっかけで、03年に鹿島に入団した。「試してみてだめだったら諦めよう」と始めてから今年で9年目となる。07年の第3回ワールドカップの日本代表に選出、09年には鹿島の主将を務め初の日本一となり、ライスボウルMVPを獲得。今年7月に行われた世界選手権では2度目の日本代表に選出され、銅メダル獲得に貢献した。9年間を振り返って「代表、主将を経験したベテランとしてはチームの足らないところを補ったり、新人の教育などフォロー役でチームを支えたいですね」。次節は10月13日(木)に東京ドームで行われる富士通戦、イーストディビジョンの山場となる試合だ。「3年ぶりの日本一になるために、チーム一丸となって富士通に臨みたいと思います」。
  試合は鹿島が攻守蹴にわたって圧倒。1Q3分に青木のFGで先制すると、2Q10分のQB山城からWR中川への55ヤードTDパスなどで前半で24対0。後半開始のキックオフでWR前田が86ヤードリターンTD、6分にはDB小堺の98ヤードインターセプトリターンTDのビッグプレーで後半も大きく引き離した。
175センチ83キロ、鹿島9年目のLB牧内崇志

 10月1日(土)、イーストディビジョン第3節、鹿島対明治安田が行われ58対0で勝利し今季3勝目をあげた。明治安田を完封するのは初、終盤に向け、順調に仕上げてきた。