ノジマ残り0秒でアサヒビールに逆転勝利
 攻撃を支えて“3年目”RB宮幸
 ノジマの攻撃を支えたのがRB宮幸崇(27歳)だ。166センチ76キロ、地面から80センチのローアングルでも顔が撮影できないほど低い姿勢でタックルをかわし、両チームトップの24回163ヤードを記録。チームのファーストダウン更新15回中9回を担った。
  中央大時代に関東学生リーグの通算ラッシング記録3005ヤードを樹立、07年にノジマの前身だったオンワードオークスに入団したが、翌年にチームが解散。一時は「フットボールも仕事も辞めてしまおうか」と悩んだ。共に真剣に取り組んできた仲間とプレーし続けたいという思いから相模原(現ノジマ)に残留、09年のチーム創設から2年でXリーグに昇格したノジマの攻撃の中心で活躍してきた。
  試合終了後、会場入口で子供のファンに笑顔でサインに応じ、頭をなでて「また応援に来てね」、大人のファンには丁寧な言葉遣いで礼儀正しく接する。IBM、アサヒビールと僅差の試合が続いたが「自分たちは苦難の連続を全員で乗り越えてここまで来ました。せった試合ほど力が湧いてきますね。セカンドステージ進出するためにも残り2試合、必ず勝利します」と自信に満ちた表情だった。
  試合は、ノジマが13対7で前半を折り返した。3Q2分にTDパスを決められ逆転されたが、10分にQB木下からWR大滝へのTDパス、続く2点トライをRB宮幸のランで成功させ21対14。4Q7分にはTDされ21対21の同点とされた。5分から開始した決勝のドライブはノ陣30ヤードで第4ダウンに追い込まれたが、相手の反則(ラフィングザキッカー)でダウンを更新。ア陣10ヤードまで前進し残り1秒。試合終了と同時にK出澤がこの試合3本目のFGを決め決着した。(I)
「Xリーグに戻って来れて本当に嬉しい」とノジマ相模原RB宮幸崇

 9月25日(日)、セントラルディビジョン第3節、ノジマ相模原対アサヒビールが川崎球場で行われた。今秋Xへ昇格したノジマ相模原が残り1秒でFGを成功、24対21で強豪アサヒビールに勝利を収め、2勝1敗とした。