03年さくらボウル聖和対アウィリーズ

   アメリカンタッチフットボールとは


1.フットボールを使ったチーム競技です。

 タッチフットボールは、ボールを相手の陣地に持ち込んだ得点(タッチ
ダウン)を競いあう、チーム球技です。
 公式試合時間は32分間で短い時間で楽しめます。状態に応じて、20
分間或いは28点先取等に変更も可能です。
2.運動能力より戦術が主役です。
 チームはフィールド上で、プレーを開始する前に、戦術の打合わせをす
ることが出来ます。目的を決定して、プレーを考え、全員の任務を決定し
て、チームワークで実行します。計画を立てて、プレーする、つまり、プラ
ン・アンド・プレーがフットボールの魅力。体力や能力だけでなく、戦術で
プレーを成功させる楽しさがあります。勝敗よりプレーの成否を楽しむス
ポーツです。
3.安全で誰でも楽しめます。
 原則としてプレーヤーは身体の接触はしません。広いフィールドでのバ
スケットに似た感覚です。例外は、味方プレーヤーを守るため、あるいは
相手プレーヤーを止めるため、手のひらで相手プレーヤーの上半身に軽
く触る時だけです。安全で、年齢、性別、スポーツ経験に関係なく楽しめ
ます。プレーを楽しむスポーツパーソンシップが重要です。
4.狭いスペースで、ボールがあれば楽しめます。
 公式競技は縦約74メートル、横約37メートルのフィールドで行いますが、より狭い地域でもプレーが可能です。フットボールのように、特別な装備は必要ありません。フットボールより一回り小型(ジュニアサイズ)のボールを使用しますので、女性や少年でも、自由にパスが投げられます。
5.少ない人数でも多人数でも、プレーヤーの個性を生かして楽しめます。
 公式試合は1チーム6人の6人制ですが、人数やフィールドの広さに応じて、2人制から7人制まで楽しめます。交代が自由ですから、状況に応じて交代出場して、得意なプレーや得意なポジションで個性を生かすことが出来ます。いえば、ロールプレイング・スポーツ。新しいスポーツなので、初心者が多く、同じレベルで楽しめる利点もあります。公式試合では、オープン(無制限)、ミックス(男女混合)、レディース(女子)の3部門があります。
6.やさしい規則で、セルフジャッジ
 やさしいタッチフットボール専用の競技規則があります。複雑なアメリカンフットボールの競技規則を覚える必要はありません。プレーヤー自身で審判する、セルフジャッジも可能です。公式試合では審判3人とサイドラインで距離を表示する補助審判3人がいますが、次出場チームが担当してます。
7.プレーは簡単で、タッチダウンの爽快感が楽しめます。
 プレーヤーはボールを持って走るか、同じチームのプレーヤーにボールをパスして、前方に進めます。ボールを持ったプレーヤーが相手プレーヤーにタッチされるか、ボールが地面に触れたら、プレー終了です。身体の大きさや特別な能力は必要ありません。チームワークでパスを成功させれば、一気に得点となる爽快感があります。フットボールと比較すれば攻撃が優位なので、得点(タッチダウン)の取り合い、ハイスコアが楽しめます。
1.ハドル
 プレー開始前にチーム全員が集まる作戦会議がハドルです。通常は、クォーターバック(図では21番)が試合前に練習したプレーから選んで次のプレーの指示をします。
2.フォーメーション
 チームとしての配置、つまり隊形をフォーメーションといいます。攻撃の隊形に対抗出来るように、守備も隊形をとります。攻撃はスプレッド隊形。守備は213隊形でマン・ツー・マンでパスをカバーします。
3.スナップ
 クォーターバックの合図の声(コール)にあわせ、攻撃チーム中央にいるプレーヤーが後方にいるクォーターバックへボールを渡すことをスナップといいます。スナップと同時にプレーヤーはハドルで決めた動きを開始します。
4.ブロック
 攻撃プレーヤーは伸ばした腕のてのひらを、守備プレーヤーの上半身に接触させてボールキャリア(ボールを持ったプレーヤー=通常はクォーターバック)を守ります。これが手のひらを使ったパーム・ブロックです。相手を押したり、突いたり、握ったりしてはいけません。守備プレーヤーはブロックを避けてボールキャリアを追います。
5.パス
 攻撃プレーヤーは、プレーが開始した地点より手前から、1回だけ、前方へボールをパスすることが出来ます。スナップを受けたクォーターバックが、ハドルで決めたコースを走るプレーヤーに、打ち合わせたタイミングでパスします。ただし、守備プレーヤーにキャッチされたらその場で攻守交代となります。パスがキャッチ出来なかったらプレー終了で、プレー開始した位置にボールを戻して、次のプレーを開始します。
6.キャッチ
 投げられたボールを地面に着く前に捕球することがキャッチです。キャッチ出来ればパス成功で、そのままボールを持って相手陣地(エンドゾーン)へ走ります。エンドゾーン内でキャッチすれば得点です。タッチフットボールでは全員がパスをキャッチ出来ます。胸より高いパスには両親指をつけて、低いパスには両小指をつけて、両手のひらでキャッチします。

7.ラン
 ボールを持って前方に進めるのがラン・プレーです。クォーターバックが他のプレーヤーにボールを手渡し(ハンドオフ)して走らせるプレーが一般的です。確実に短く前進するのに適したプレーです。

8.タッチ
 守備プレーヤーが両手のひらを同時にボールキャリアの上半身に触れるのがタッチです。タッチされたら、プレーは終了です。次の攻撃は、その地点から開始します。プレーヤーは次のプレー打合わせの為にハドルします。

9.攻守交代
 対戦チームは攻撃と守備を交代しながら試合進めます。攻撃チームは4回プレーする機会(権利)があり、4回で10ヤード(約9メートル)以上進めば、さらに4回の攻撃権利を獲得します。これを繰り返して前進します。10ヤード進めない場合は、その場で相手チームに攻撃権利が移ります。

 

初心者に最適、ベテランも確認、公式競技規則付。

タッチダウン(株)発行

定価1050円

ISBN:4−924342−49−1

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