さくらボウル2006=第11回女子タッチフットボール全日本王座決定戦

武庫川女子大初優勝

史上に残る追い上げも、スピリッツ5ヤード及ばず

(第2Q ロングパスを好捕したスピリッツWR岡本)

1月3日(火)午後5時55分より東京ドームで開催された、女子タッチフットボール全日本王座決定戦第11回さくらボウル(主催日本タッチアンドフラッグフットボール協会、後援(社)日本アメリカンフットボール協会)は、2年連続出場の武庫川女子大ジェントルブリーズ(学生代表)が残り5ヤードを守りきり、13対7で東京スピリッツ(一般女子代表)を下し念願の初優勝をとげた。学生の優勝は7回目、関西勢としては8連勝となった。MVPはQB桑田有歌(武庫女)、敢闘選手はWR岡本祥公子(スピリッツ)。

 決め手なく攻守交代を繰り返した1Qだったが、2Qに入り展開が一気に加速した。武庫女がQB桑田のランを核にリズムを握り、2分ス陣1ヤードの第4ダウンに、桑田―C濱口のフックパスで先制(TFP失敗)。直後にスピリッツが反撃。QB脇坂からの30ヤードパスをWR岡本が好捕して武庫女陣に攻め込み、6分01秒第3ダウン・インチで左フレアに出た右G井口にパスが決まり同点、TFPも脇坂―岡本のパスで7対6と逆転に成功した。武庫女もここから粘る。再び桑田のランを核に刻んで進み、前半残り47秒、スピリッツ7ヤードの第4ダウン、桑田が左コーナーに走る左G井上にパスを決め(TFP成功)、13対7と再逆転して前半終了した。

 後半に入ると、武庫女の猛攻をスピリッツが堅守でしのぐ展開が連続した。第4Q、自陣1ヤードで4回の攻撃を耐えたスピリッツは、残り40秒から、集中力でラストドライブを開始した。懸命のタイムコントロールと、脇坂―岡本の長短パスで敵陣5ヤードまで攻め込んだが、武庫女必死の守りに最後のパスが決まらない。歓声と悲鳴の中でタイムアップ。13対7、武庫女が緊迫したさくらボウル史上に残る好試合を制した。

(MVP 武庫川女子大QB桑田有歌)