QB上田4TDパス

神戸大ルークス、7度目のタッチ王女へ


第23回大学王座決定戦で7度目の大学王女の座にすわった神戸大ルークス、1月3日のさくらボウルで社会人覇者と対戦する(11月29日、王子スタジアム)


MVP谷本佳奈(神戸大)、JTFA会長後藤完夫

攻撃優秀選手、(左から)谷端美里(神戸)、山田理帆、片岡美嘉(以上武庫女)小川早紀、相澤里奈(以上成城)、藤原仁美(文教)守備優秀選手、(左から)、広川千英、古城亜里沙(以上神戸)、清水友里、葛原里美(以上武庫女)、斉藤菜月(成城)、伊藤花恵(文教)

23年目のタッチフットボール王女は、2年振りの神戸大ルークス!
1月3日東京ドーム『さくらボウル』で、社会人王者と日本一決戦だ。

 パスが生きていた。QB上田からのパスは、見えないレールを走るようにレシーバーの胸に飛び込む。次々と成功し、じつに78%の成功率、点差は詰まったが、不安のない快勝だった。
 快晴となった11月29日(土)、神戸市王子スタジアムで、東西トップ4大学のトーナメント戦、プリンセスボウル第23回東西大学王座決定戦が開催さ れ、決勝で神戸大ルークス(西日本1位)が武庫川女子大ジェントルブリーズ(西日本2位)を26対18で下し、2年振り7度目の王女の座に戻った。
 「狙い通りの展開でした」。試合後に、余裕の表情で試合を振り返った、神戸大のペ・ヘッドコーチ」の言葉通りだった。神戸は総合力で抜けていた。攻撃で は安定したプロテクションで時間を稼ぎ、広がったパス守備網のシームに正確なパスを投じた。守備ではぎりぎりまで追走してパスを叩き落した。
 1分25秒にGソンへ4ヤード、5分57秒にはWR広川へ8ヤードとTDパスで先制、2Q以降は交互に得点したが、神戸のメンタルに余裕を感じた。広川 はRAC(捕球後の走力)を生かして3TDの活躍だった。武庫川は交代出場のQB永福(2年)がWR野村に2TDを投げて健闘したが、要所で落球などミス が出た。MVPはトライで3捕球など、神戸の攻守に芯を通した主将G谷本が選出された。
 武庫女は攻撃が不安定、守備でも持ち味の集中力が欠けていた。成城大(東日本1位)は準決勝で、QB小川からG相澤への2TDパスで武庫女を追い上げた が、12対13とトライ不成功の差で敗れ、結局3位となった。文教学院大(東日本2位)はQB針生のパスが主力だったが、守備で脆さがあり、4位に終わっ た。

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