武庫川女子大が3年ぶり5度目の日本一

パス成功率64%で2TDを上げる活躍を見せたQB前原佳穂(3年)

日本アメリカンフットボール協会の金氏眞専務理事から最優秀選手杯を受賞した中村真理子

 1月3日(火)、東京ドームで第17回女子タッチフットボール王座決定戦さくらボウルが開催され、武庫川女子大(学生1位)が20対9で阪神ライオッツ(社会人1位)を下し、3年ぶり5度目の日本一を決めた。
 武庫女のC中村真理子(3年)が両チームトップとなる9回49ヤードを記録。QBの胸元へ正確に繰り出されるスナップで攻撃を支え、最優秀選手を受賞した。
 試合終了後、観客席に向かって礼をすると中村の顔から涙が溢れ出した。「相手のラッシュが抑えられず、ミスばかりでチームに迷惑かけて悔しかったです」と声を詰まらせた。「それでも受賞できたのは、声を出してチームを盛り上げようという所を評価していただいたからだと思います」。試合中は、仲間の好プレーには溌剌とした笑顔で喜び合い、チームが劣勢になると雰囲気を変えようと積極的にフィールドに向かって声を出して選手を鼓舞し続けた。
「来年は今年満足するプレーができなかった悔しさをバネにシュガーボウル、さくらボウルの完全制覇を目指して頑張っていこうと思います」と最後に笑顔を見せた。
 武庫女は、2Q1分にセーフティで先制されたが、2分6分にQB前原(3年)からWR三宅(2年)へのTDパスが決まり7対2。7分にはライオッツQB吉田からWR加藤のTDパスを決められ、7対9で前半を折り返した。3Q3分には前原のTDラン、4Q3分には前原からG横下へのTDパスで20対9と突き放した。5分にはDB益田(4年)のインターセプト、7分にはロングパスをDB相馬(3年)がパスカットなど、好パス守備でライオッツの追撃を阻止した。
 敢闘賞は吉田茉允子(ライオッツQB/CB)。(石井雄基)

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