第18回シュガーボウル

クールに決めた!

女子は武庫女3度目、オープンはリベ9度目の優勝

好天に恵まれた第18回シュガーボウル(2009年5月23日 横浜スタジアム)

第18回シュガーボウルの開会式で挨拶する、鳩山由紀夫JTFA会長

パスとランで優勝に貢献したQBG片山晴加(武庫女大)


攻守で活躍、ベストメンバーとなったG・DB(74)西古千里(神戸大、対武庫女)

2年ぶり9度目のSB優勝を祝う東京リベンジャーズ


TOUCHDOWN優勝杯を受けた、主将でMVPの寺町修二(リベンジャーズ)

3度目の優勝を果たした武庫川女子大、松成晋一ヘッドコーチ(上段左)、MVPの主将(25)深見理絵(前列中央)


 5月23日(土)、快晴の横浜スタジアムでTOUCHDOWN杯争奪タッチフットボール春季日本選手権『第18回シュガーボウル』(主催、JTFA、NPO法人フットボールジャパン、主管一般女子連盟、関東女子連盟、関東オープン連盟、後援TOUCHDOWN)が開催され、新型インフルエンザの影響もなく、地方代表のレディース8チーム、オープン6チームが熱い戦いを繰り広げた。クールに行こう!の今大会テーマにふさわしい、爽やかな展開だった。
  開会式に出席した鳩山由紀夫会長は「インフルエンザに負けず、出場するからには、勝ちを目指して頑張ってください」と挨拶、選手全員と激励の握手を交わした。

武庫女2年ぶり3度目の栄冠へ

 レディース決勝戦は、武庫川女子大学ジェントルブリーズ(関西学生2位)対神戸大学ルークス(関西学生1位)の、珍しい関西学生対決。
 試合の主導権を握ったのは武庫女だった。1Q6分、QB片山からWR吉田へのパスが決まり先制(PAT成功)。2Q3分には、ゴール前まで攻め込まれたが、ここでLB福本がインターセプトして60ヤードのリターン、13対0とした(PAT失敗)。その後互いに1TDを加え、20対6と武庫女優位で前半を折り返した。
 後半は一転して攻め合い、33対20と神戸が追い上げた3Q終盤に、武庫女にビッグプレーが出た。ゴール前でDB上西がインターセプト、60ヤードを走り切って(PAT失敗)、39対20。さらに直後の守備でもDB伴が、この日チームとしては3つ目のインターセプト、再び独走TDをあげ(PAT失敗)、45対20と差を広げ、これで勝負の大勢が決まった。4Q終盤に、神戸が14点をあげる猛反撃を見せたが、3被インターの差は大きく、52対40と武庫女が逃げ切った。 
  武庫女は西日本予選の雪辱を果たし、2年ぶり3回目の優勝。武庫女はプリンセス、さくら、シュガーと3大ボウルで連続優勝となった。
  MVPとなった武庫女主将のC&LB深見理絵(4年)は
 「春のリーグで(神戸に)負けて、もう一度やり直そうとチームで誓いました。先輩方が抜けて、QBやCが今年からの選手が多かった中、チームワークで優勝できたと思います」
  準決勝で26対27と1点差で武庫女に敗れた関西アウィリーズ(関西一般1位)は、少数(8人)をカバーしたチームワークは出色。神戸に14対20と1TD差で下ったヘイルメイリー(関西一般2位)も試合巧者は特筆できる。全チーム1回戦退となった関東勢だが、日大クールズ(関東2位)はパスミス、ワンパック(関東1位)のスロースタートが惜しまれた。1TDに終った郡山女子大(東北)だが、近年の急速な進歩は今後が楽しみ。

リベンジャーズのリベンジ

 オープン1回戦、FCジャンブル(西日本2位)対つくし野コルポンズ(東日本3位)は、前半を8対7で折り返すが、3Qにジャンブルが2TDを決め、22対7で勝ち上がり。広島オイスターズ(西日本3位)対オヤンズ(東日本2位)は、後半に反撃を受けたオヤンズが逃げ切り28対20で勝利。準決勝の、東京リベンジャーズ(東日本1位)対ジャンブルは、昨年度の決勝の再現だったが、攻撃、守備共に機能したリベが前半で26対0と突き放し、後半のジャンブルの反撃を2TDに抑え、26対14で完勝した。オヤンズ対ライズ2003(西日本1位)は好試合となり、決着は終了間際までもつれ込んだが、32対28でオヤンズが決勝初進出を決めた。
  関東対決となったオープン決勝は、リベンジャーズが危なげない試合運びでオヤンズを抑え、SB9度目の優勝を果たした。1Qは守備戦で0対0、2Qでは攻めあって14対14。均衡が崩れたのが3Q。1分20秒、リベはQB清水からWR大坪への40ヤードパスで攻め込み、ゴールライン前3ヤードからWR大坪にTDパスを決めた(PAT成功)。さらに4Q、清水のテンポ良いパスで2TD。LB矢野などのラッシュが効果的な守備で、オヤンズに得点を許さず、38対14。リベが2年ぶりに王者に返り咲いた。
 なお、今回大会はインフルエンザの感染予防に、スタジアム入口でのアルコール消毒やマスクの準備など、万全の対策で対応した。(石井雄基)

 レディースMVPは、深見理絵(武庫川女子)。ベストメンバーは、伴裕子(武庫川女子)、野村佳代、西古千里(以上、神戸大)、合田有希(アウィリーズ)、森井保子(ヘイルメイリー)、山口博代(日大)。

 オープンMVPは寺町修二(リベンジャーズ)、ベストメンバーは、大坪陽介(リベンジャーズ)、千野泰洋(オヤンズ)、関舎智行(FCジャンブル)、大嶋健吾(ライズ2003)、山本智之(コルポンズ)、野崎亮彦(広島オイスターズ)。

第18回シュガーボウル 試合結果

レディース

オープン

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