武庫女、終了直前に旋風
第12回さくらボウルで連覇

SAB12終了直前、武庫女G井上40ヤード独走の決勝TD(写真 尾川清)

SAB12第4Q ワンパックWR高木同点のTD(写真 尾川清) 全日本連覇を飾った武庫川女子大ジェントルブリーズ(写真 尾川清)

 武庫川女子大は、終了直前、RB井上が50ヤードの独走で勝ち越しTDをあげ、みごとに全日本2連覇をとげた。好試合の幕切れにふさわしい快走だった。
  2007年(平成19年)1月3日午後5時45分、東京ドームにおいて、女子タッチフットボール全日本王座決定戦第12回さくらボウル(主催 日本タッチアンドフラッグフットボール協会、後援(財)日本アメリカンフットボール協会、TOUCHDOWN)が開催され、武庫川女子大ジェントルブリーズ(学生日本一)が東京ワンパック(社会人日本一)を35対28で下し、連覇をとげた。最優秀選手はG井上真理子(武庫川)、敢闘選手はWR岡本祥公子(ワンパック)が選ばれた。
 前年度覇者の武庫女対春季選手権(シュガーボウル)優勝のワンパックの対戦は、予想通りに五分の攻め合い、伯仲の展開となった。1Q、武庫女がQB大町からWR有吉へのパス(2点ST)で先制したが、2QにはワンパがQB脇坂からWR岡本へのパス(2点ST)、LB江間のインターセプトリターンで2TDをあげ、前半は14対14と互角。後半は再び岡本へのTDパスを通したワンパが逆転したが、4Qに武庫女はC湊へのTDパス(2点ST)で再逆転、さらにワンパの自陣ギャンブル止めた好位置から松下がTDランを決め、31対23と差を広げた。
 ワンパも粘る、残り2分を切ってから、短パスでドライブ、高木へのパスでTD(2点ST=高木パス)でついに追いついた。引分は両者優勝、そんな安堵感が場内に流れた終了直前、フレアパスを捕球した井上が右サイドラインを40ヤード快走、この日2つ目のTDを上げ(1点ST)、武庫女が35対28と大熱戦に終止符を打った。
 武庫女はチームワークの勝利、3インターセプトをしたDB小柴を筆頭に、要所を締めた守備の頑張りも見逃せない。松成晋一ヘッドコーチは「今年は苦労したが、チームがまとまった」。
 同一大学の連覇は00、01年の神戸大に続き2度目、これで関西勢が10連勝、通算で学生が8勝4敗とした。

第12回さくらボウル 2007年1月3日 東京ドーム
武庫川女子大  8 6 0 21=35
東京ワンパック 0 14 6 8=28

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