BRADY
ブレイディとその仲間たち

Football galvanizer
Sadao Goto
(TOUCHDOWN PRO2007年11月発売号より転載)

 至福の133回の攻防、11月4日、すべて含めれば153の濃厚なやりとりが詰まっていた3時間4分、ペイトリオッツが24対20でコルツを下した。機会を作って、じっくり振り返りたい。

 このままパッツが全勝優勝を遂げるか。
 第11週が終了、前半戦を振り返りながら、シーズンの結末を予想したい。
 
 完璧なチーム力で全勝のパッツ(東地区)が優勝候補、主力の負傷に悩むがQBマニングを核に連覇を狙うコルツ(南地区)が二番手とAFC二強が図抜けていたが、あっという間に新任のトムリンが強力守備を仕上げ、7勝3敗のスティーラーズ(北地区)も侮れない、QBロスリスバーガーもマニング並みのオーディブル権を与えられて意欲充実、なにより大人になった。シンデレラQBアンダーソンのパス攻撃で頑張ったブラウンズ(北地区)、守備がリードしたタイタンズ(南地区)は息切れがしてきて共に6勝4敗。QBギャラードが負傷から復活したジャガース(南地区)は7勝3敗、やっと調子を上げてきたチャージャーズ(西地区)とブロンコス(西地区)で地区優勝争いをする。

 NFCは、伝統チームの復活がたのもしい。安定した守備とQBロモが頑張るカウボーイズ(東地区)は、新コーチのフィリップスの家族主義がチームに活力を与えた。
 パッカーズ(北地区)も原動力は守備だが、要所で豪快なタッチダウンパスを連発、通算TD記録を立てた38歳のQBファーブの復活で、チームに勢いがある。第11週を終わり、揃って9勝1敗。
 新任のバリーDC指導の厳しい守備(28テイクアウェー、13ファンブルリカバーはリーグ1位)で頑張っていたライオンズ(北地区)は6勝4敗と落ちた。
 声援が集まるのがジャイアンツ(東地区)、ティキ・バーバーが退団してチームに和が戻り、QBイーライ・マニングも安定、強力守備はリーグ1位の34サックを記録で7勝3敗。後半の急上昇を期待できるの6勝4敗のバッカニアーズ(南地区)、グルーデンとQBガルシアが組んで息ぴったりのウエストコースト攻撃を展開している。ガルシアは昨季のイーグルスに続く地区優勝請負人の風情だ。

前半戦のアワード
MVP QBトム・ブレイディ
 第11週でパッサーレイティング134、38TDはパーフェクト。とにかく、すべてにパーフェクト(ただし、シーズン終了後のMVPは、ファーブにあげたい)。


新人王(攻撃) エイドリアン・ピーターソン RB ヴァイキングス
  すでにNFLの試合当りラッシング記録を記録、間違いなくラッシングタイトルをとるだろう。第7位指名したヴァイキングは慧眼。名手ディッカーソンがダブル。

最優秀コーチ マイク・マカシー パッカーズ
 ファーブに関心が集まるが、43歳の若さながら、モンタナ、ガーバック、ギャノン、ファーブなど好QBを育てた手腕はたしか。NATAの2部大学のTEからコーチ力でNFL入りした。

最優秀守備選手 ボブ・サンダース SS コルツ
 コルツのラッシング守備を急上昇させたインパクトを評価したい。

びっくり大賞(予想できない活躍)  パッカーズ
  僅かの差でライオンズが次点。しかし、誰がパッカーズがNFCのトップを走ると思っただろう。

がっかり大賞(想定できない不調)ベンガルズ
 タレントを見ればとてもセクシー、しかしフィールドでは無様で3勝7敗!。あの守備(31位)でも我慢するのは、選手のママぐらいだろう。がっかり次点はフォーティナイナース、あの攻撃(32位)だから2勝8敗。ドルフィンズの0勝9敗は、どういったらいいのか。

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