ロジャーズ、ブリーズが完敗!
SB兄弟HC対決か?


NFL2011ディビジョナル・プレーオフ(1月14日、15日)

 NFCでは最有力といわれた2チームが消えた。AFCでは今季の旋風を起こした2チームがフィールドを去った。シーズン最高のウイークと評されるディビジョナル・プレーオフは、伯仲の試合が連続した。
 リーグベスト4を決める、プレーオフ第2ラウンドは、12日(土)午後4時30分(東部時間)サンフランシスコでNFCのセインツ(南地区優勝)対フォーティナイナース(西地区)で幕をあけた。49ナースが先制、セインツが追い上げる展開で、勝負は終了直前に二転、三転した。49ナースがQBスミスの鮮やかなオープンランで逆転すると、その直後にQBブリーズのパスを好捕したTEグラハムが豪快に走り66ヤードTDでセインツが逆転、しかし49ナースは折れない。残り1分28秒に、左スロットからポストに走ったTEデービスの胸に、スミスが14ヤードの直球を投げ込み、36対32で難敵セインツを下した。セインツは守備のもろさを暴露した。
 午後8時からは、今季のシンデレラQBティーボウ率いるブロンコス(西)がボストンに乗り込んで、“リアル王者”ペイトリオッツ(東)と対戦したが、10対45と一蹴された。パッツのQBブレイディはTEグロンコウスキへの3TDを含む、ポストシーズンタイ記録となる6TDパスを投げ、中盤にはパントを蹴る余裕のパフォーマンスをみせた。ティーボウは26回投げ9成功、ラッシュは5回で12ヤードと完封された。
 翌15日(日)午後1時から、ボルチモアの本拠で、レイブンズ(北)が新興のテキサンズ(南)の挑戦を受けた。強力守備の対決だったが、初プレーオフのテキサンズが序盤にファンブル、インターセプトとミスを連発して17点を許し、2Q以降はRBフォスター、34守備の健闘で押し気味に進めたが、決定力不足で13対20で敗退した。レイブンズ守備は4ターンオーバーと数字は残したが、フォスターに132ヤード(レイブンズのプレーオフ史上最多)を許すなど課題は残った。
 午後4時30分、NFLのメッカに復活したグリーンベイで、昨年の王者パッカーズ(北)がジャイアンツ(東)を迎えたNFCの最終戦。レギュラーシーズンでは史上最高のパッサー評価を受けた、QBロジャーズが地元の大歓声を浴びて登場したが、調子がおかしい。ジャイアンツの激しい守備に、時間を奪われ、正確無比なパスが乱れる。レシーブ陣も懸念された落球を連発(計8ドロップ)。なんとか、ロジャーズのスクランブルで要所を切り抜けていたが、前半最終プレーでWRニックスにヘイルメリーパスでTDを許し、リズムを失った。後半にもファンブルを連発、一度も逆転することなく、20対37と完敗した。ジャイアンツは、QBマニングが冷静に3TDパスを投げ、チームで420ヤードを前進。守備も4サック、4ターンオーバーでパッカーズの反撃意欲を奪い取った。ロジャーズは57%、264ヤードと貧弱な記録に終わった。
 スーパーボウル出場が決まるカンファレンス選手権は1月22日(日)、午後3時(東部時間)からAFCのレイブンズ@ペイトリオッツ、午後6時30分からNFCのジャイアンツ@フォーティーナイナースが開催される。公表されたオッズでは、パッツが7・5点、49ナースが2・5点優位とする予想が多い。(120116G)

back