フォーティナイナーズ7連勝

2011年NFL第10週(11月10日、13日、14日)

 快進撃が続くパッカーズ、今週はバイキングス相手に、1QのコブのPRTDで勝ち感触を得たのだろう。QBロジャーズはショートパスに徹して30回23成功4TD、45対7と一蹴した。PRは131・7と依然突出した1位。無傷で翌々週にライオンズ戦をむかえそうだ。今週の女子的話題は、ブロンコスの人気QBティーボウ。スランプのチーフス相手とはいえ、わずか7回のパスで、わずか2回の成功も話題だが、その一つがWRデッカーへの56ヤードのロングTDとなった。17対10で4勝目を挙げ、チーフスと3位に並んだ。
 注目のAFC東の首位攻防は、前半はジェッツがリズムを握った。オープンニング・ドライブはFG失敗に終わったが、2FGを許した後に、ペイトリオッツの攻撃に強圧をかけてSFを奪い、直後のキックでつかんだ好位置からドライブ、QBサンチェスがスィープで走り込み、9対6と逆転した。しかし、なんとジェッツの迫力はここで消えた。ブレイディがノーハドルで攻撃テンポを上げると、一気にモメンタムはパッツに移り、WRウエルカー、TEグロンコウスキの活躍で、前半を13対9。しかし、パッツの勝利を確信するには、後半4Qの残り7分45秒まで待たねばばらない。じつは、弱体守備で、これまでの3敗は全て後半での逆転負け。その不安の払しょくする、戦術に信頼を置くビッグプレーがやっと出た。30対16と差を2ポジションにした直後、敵陣10ヤード、第1ダウン20ヤード、ショットガン・スプレッドのジェッツに、34ルックの33で構えた。スナップと同時にRDEカーターがループして攻撃右からラッシュ、左OLBのニンコビッチはリリースしたRTEケラーを仰向けにひっくり返し、中央に走って左から走り出たRBトムリンソンへのダンプパスをきれいに奪った。12ヤードのリターンTD。デザイン通りのビッグプレーで、パッツのサイドラインは大騒ぎ。主力LBの負傷をカバーしたニンコビッチは、この日2度目のインターセプトとなった。難敵との対戦が終え、パッツはプレーオフへの仕上げの時期を迎える。マイナス要因だった守備がプラス志向に変わったのが大きい。守備喪失距離がリーグ最下位なのは変わらないが、第2週の468ヤードを谷底に、今週は412ヤードまで減少した。一方、ジェッツの力は確実の3年前をピークに下がりつつある。
 
 フォーティナイナーズ(NFC西)がジャイアンツを27対20で下し、7勝1敗。失投がほとんどないQBスミスが投げ、確実なRBゴアの前進と、当たり前の堅実な攻撃だが、1位のラッシュ守備が光る。攻撃25位、守備11位の記録の裏には、プラス13のTGR(ボール奪取記録)がある。
 
 AFC東地区はペイトリオッツ(6勝3敗)。北地区では、ベンガルズを24対17で下したスティーラーズ(7勝3敗)が、KRリードの2ファンブルでシーホークスに22対17で敗れたレイブンズ(6勝3敗)を抜きトップへ。RBフォスターの爆走でバッカニアーズを下した4連勝のテキサンズ(7勝3敗)が南の、チャージャーズから6サックを奪ったレイダース(5勝4杯)が西のトップに立った。
 NFCは東がジャイアンツ(6勝3敗)。北がパッカーズ(9勝)、ベアーズとライオンズが6勝3敗で頑張る。南は、延長でファルコンズの自陣29ヤードでの第4ダウン・ギャンブルを止めたセインツ(7勝3敗)、西はフォーティナイナーズ(8勝1敗)。

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