パック万全、ライオンの覚醒

2011年NFL第5週(10月9日、10日)

 全勝が2チーム、昨年同時期はゼロだった。
 優勝候補筆頭のパッカーズ(NFC北)が盤石の構えで5連勝、前年度NFC選手権の雪辱を目指したファルコンズを25対14で下した。猛烈なクラウドノイズで浴びた前半は0対14と劣勢に立ったが、チームに動揺はない。第3QにQBロジャーズからWRネルソンに70ヤードのTDパスを通して逆転すると、後半は零封した。ロジャーズは39投26成功、TD2、この結果、パッサー評価数は122・9で2位のブレイディに13・5ポイント差をつけた。リーグ1位。
 同じく全勝を守ったのが、難敵シカゴを24対13で下した“シンデレラ”ライオンズ(NFC北)。この10年で初のマンデイナイト全国中継に地元ファンが燃え、会場のフォードフィールドは史上最多の67861名の大歓声に溢れ、ベアーズはフィルスタートの反則を9回犯した。前半は劣勢だったライオンズだが、後半は主力3人が活躍。RBベストの58ヤードラン、QBスタッフォードからWRジョンソンへの73ヤードパスでTDを重ね、差を広げた。スタッフォードは、ロジャ−ズ、ブレイディにつぐ13TDを投げ、評価数も101・4と7位につけている。
 同地区の両者の対戦は、11月24日、最終1月1日。毎度ながら、戦況を予測した絶妙な日程つくりには、恐れ入る。

 続く1敗で注目なのは、ペイトリオッツ(AFC東)。QBブレイディからWRウェルカーのパスに加え、RBグリーン=エリスが136ヤード走り、投走の均衡がとれた。後半のノーハドルのテンポは絶妙で、移籍で抜けた穴が埋まらず元気のないジェッツを30対21で下した。ビルズ(AFC東)もRBジャクソンが好走、イーグルスを31対24で下した。イーグルス守備が15位と低迷。チャージャーズが(AFC西)がブロンコスを29対24、セインツ(NFC南)がパンサーズを30対27で下し、49ナーズ(NFC西)がバッカニアーズを48対3と大差で突き放し、いずれも1敗を守った。今週バイ(試合なし)のレイブンズ、レッドスキンズも1敗で、合計1敗は7チームいる。(G)

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