NFL開幕! パッカーズがタフな初勝利

2011年NFL第1週(9月8日、11日、12日)

 壮烈な攻撃戦の末、連覇を狙うパッカーズが試合最終プレーで1ヤードを守り切り、強い意欲と地力をみせつけた。最終スコアはパッカーズ42対34セインツ、しかし攻撃獲得距離は399ヤード対477ヤード。勝敗を分けたのは、勝負所での決定力だった。
 9・11から10周年を迎えた米国、9月8日(木)にはグリーンベイでキックオフゲームが開催され、09年度王者対10年度王者にふさわしい伯仲の展開となった。
 後半猛追したセインツだが、敵陣7ヤードの第4ダウンギャンブル失敗、直後に93ヤードのTDドライブをゆるし、27対35と差が開いた。それでも心が折れないセインツ、4Q終盤にTEグラハムへのパスで34対42と追い上げ、さらに終了直前に敵陣9ヤードに迫った。ブリーズからRBスプロールズのパスがエンドゾーン内で反則(インターフェア)に妨害され、残り時間ゼロ、1ヤードからの攻撃を得たが、RBイングラムの右ダイブをLBマシューズに止められた。
 試合全般を支配したのは、ライン戦で優位に立ったパッカーズの攻守。QBロジャーズはWRジェニングス、ネルソン、ドライバーへの完璧なパスを投げ、399ヤードで112・5の高レーティング。守備も前進を許したが、要所では締めた。セインツのレッドゾーン効率は20%(5回侵入で1TD)にしか過ぎない。結局、1Qのファンブルフォース&リカバーから得たTDから8点差がついた。
 なお、パッカーズ新人CBコブは史上タイ記録の108ヤードのキックオフリターンTDと22ヤードのTDレシーブ。今季セインツに移籍してきたRBスプロールズも72ヤードパントリターンTDと7パス捕球75ヤードを記録した。
 ブリーズも精確に419ヤードを投げ、132・1の高評価係数を記録。シーズンイン直前に優勝候補の一つに評価を上げたセインツだが、すこしだけ課題が残った。それとも、プレーオフでの再戦を意識した、プレーセレクションだったのだろうか。

 レイブンズが7ターンオーバーと攻撃が崩壊したスティラースに35対7と対戦史上に残る大差をつけて快勝した。サイドラインのトムリン・コーチ顔色なし。ペイトリオッツは前半はドルフィンズの強い闘争心に手をやいたが、後半にQBブレイディが冷静なパスを連発、38対24で勝利。WRウェルカーへの史上最長の99ヤードパスなどでキャリア最多の517ヤードを獲得、攻撃合計622ヤードのチーム記録を作った。ブレイディの連続インターセプトなしは358回で止まった。ベアーズも守備が好調で、LBアーラッカーの55ヤードリターンを含む3ターンオーバーを奪い、30対12でファルコンズを粉砕した。ジェッツはパントブロックとインターセプトでカウボーイズに27対24で逆転勝ちした。イーグルスは31対13でラムスを下し、QBマニングが負傷欠場したコルツはテキサンズに7対34で敗れた。


WEEK 1 RANKING

1、GB(プレシーズン1位)
2、NE(2)
3、BAL(7)
4、JET(3)
5、PHI(5)
6、NO(8)
7、SD(11)
8、CHI(18)
9、HOU(12)
10、DET(10)
11、OAK(17)
12、DAL(14)

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