鋭い“一歩”にかけるMLB

早大学院が2年ぶりに全国準決へ進出

「RBへ思いっきりタックルできるのも楽しいです」と話す早大高等学院、LB峯祐輔(3年)

  

 11月7日、全国高校選手権大会関東地区準決勝が大井第二球技場で行われ、早大高等学院(東京都1位)が44対21で立教新座(埼玉・千葉・茨城地区1位)を下し、決勝戦へと進出した。この試合で勝利に貢献したのが、ラインバッカー(LB)峯祐輔(3年)君だ。
 早大学院の守備は4ー3ルックス、両攻撃タックルの外は守備エンドでなくLBが入る。峯は守備の中枢となるミドルLBに位置する。「LBが多い分、ラッシングだけでなくパスカバーにも人数をかけられるのがうちの特徴です」。
 中学校では野球部に所属、「兄が小学校から高校までプレーしていた姿をみて、自分も高校になったらやりたいと思ったのがきっかけでした」。高校1年からLB。自身の課題で常に挙げているのがタックルの際に、相手の体に自分の体を近づけるための踏み込む一歩だ。「1年生のころから常に意識して練習に取り組んでいます。うまく踏み込めない時は必ずタックルが外されてしまうんです」。フットボールは「同じLBのポジションにいる14人の仲間と練習できるのが楽しみです」。
 この試合にそなえて、立教新座エースランニングバックの茂住を止めるために「アフターやキッキングの時間では、タックルの練習に集中して取り組みました」。173センチ、81キロ、試合では守備のプレーコールも行う。吉田昌一コーチは、「2年生時に同学年で唯一スターターに選ばれ、役割を忠実に高いレベルでこなせる選手」。
 次戦は11月23日に駒沢第二球技場で駒場学園(東京都2位)と対戦する。関東地区決勝へは、2年ぶり6度目の出場。これまでに関東優勝4回、全国大会決勝戦は出場5回で優勝1回という戦績だ。
「今日の出来なかった部分をしっかり反省して、次の試合に臨みたいと思います」。(石井雄基)
(大会の詳報は毎月30日発売の月刊TOUCHDOWNをご覧下さい)

 

 

back