パワーでチームワークをまとめるタックル

3回目を目指す駒場高準決へ

「中学の恩師に勧められて、高校からアメフットを始めました」(駒場学園3年の77番上田賢吾)

 11月7日、第41回全国高校選手権大会関東地区準決勝が大井第二球技場で行われ、駒場学園(東京都2位)が30対23で慶応(神奈川県1位)に勝利し、決勝進出を決めた。
 パワーが売り物の“ファイティングゴリラーズ”(ニックネーム)を支えた一人が、攻守兼任ラインの駒場学園の上田賢吾(3年)君。攻撃はROTとして、前半の独走ランを生む豪快なブロックをみせて、守備のLTDとしては183センチ、103キロの巨体でダブルチームブロックを何度も突破し、クォーターバックにプレッシャーをかけ続けた。「前の試合の後すぐにビデオを見て研究して、2人の間に踏み込んで、スピンでパスプロテクションを割る練習をしてきました。キャプテン(井山健太)とも協力して、今日は上手く出来たと思います」。
 後輩からは「頼れる先輩で、練習中もよく声をかけてもらっています」と慕われており、吉田博正監督も「スピードがあって、身長があるので、手を使うテクニックが上手い。身体が強く、メンタルも強い。スタミナもある。チームの要です」と信頼を寄せる。
 チームのオフェンスは左ワイドのV体型で「ブラストを中心に、スイープ、QBのロールから走る左サイドのプレー」とラン攻撃が主軸。ディフェンスは34体型と44体型を使い分ける。
 駒場学園は11月23日に駒沢第二球技場で早大学院高(東京都1位)と対戦する。秋季東京都大会決勝戦(27対21で早大の勝利)と同じ組み合わせで、一ヶ月半の成長が問われる。3度目の全国制覇を目指すが「勝つごとに声が出せるようになってきているので、今日以上に声を出してチームワークを良くして、2週間でしっかり準備をして、勝てるようにしたいです。監督に信用していると言ってもらえたので、頑張ります」。(智谷漣史)
(大会の詳報は毎月30日発売の月刊TOUCHDOWNをご覧下さい) 

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