第11編 定義

1、アウト・オブ・バウンズ
 フィールドの外側、場外。サイドライン、エンドラインはアウト・オブ・バウンズである。
2、イリガル・フラッグ・プル
 ボールを保持しない選手のフラッグを取る不正な行為。
3、イリガル・ラッシュ
 7ヤードラインより前方にいた守備プレーヤーがニュートラルゾーンを越える不正な行為。
4、インターセプト
 相手チームのパスあるいはファンブルをキャッチする行為。
5、インバウンズ・ライン
 両ゴールラインの中間地点を結ぶサイドラインと平行な破線。スナップはインバウンズライン上で行われる。
6、確保
 ライブボールを保持又は制御している状態。下の2つの場合がある。
 (1)プレーヤーの確保 
 (2)チームの確保
 フォワードパスされたボールはチームの確保にある。
7、キャッチ
 グラウンドに触れていない、空中にあるライブボールをプレーヤーが確保する行為。
 (1)ボールを確保、制御したプレーヤーが、最初に着地した片足がフィールド内であれば、キャッチである。
 (2)レシーバーが着地と同時にボールの確保を失ったら、キャッチではない。
 (3)グラウンドに膝をついた選手またはグランウンドに身体を倒している選手もキャッチは出来る。
8、コイントス
 試合前に対戦チームがコインの表裏を選び、攻撃チームを決定する抽選。
9、攻撃チームと守備チーム
 攻撃チームとはボールを確保しているチームあるいはボールが所属しているチーム。守備チームはその相手チームの事である。
10、交代選手
 交代してフィールドに出場したプレーヤー
11、ゴールライン
 フィールドで、エンドゾーンを区別する垂直な面。ゴールラインはエンドゾーンに含まれる。
12、サクシーディング・スポット
 次にボールがプレーに移される地点。
13、施行地点
 反則に対する罰則やバイオレーションが課せられる地点。
14、シフト
 レディ・フォー・プレーの後に、2名以上の攻撃チームのプレーヤーが同時にポジションを移動する行為。
15、シリーズ
 3回の連続したスクリメージラインダウン、3回の連続した攻撃機会である。新たにシリーズを獲得出来るライン(地点)をシリーズ更新線という。
16、所属
 デッドボールを所有している状態。ダウン間のボールの状態を表現する。
17、スクリメージ
 スクリメージは、スナップで開始するダウンにおいて、2つのチームが相手と攻防をしあう行為である。
18、スクリメージ・ダウン
 スナップで開始するダウン。フラッグフットボールではすべてのダウンがスクリメージ・ダウンである。
19、スナップ
 片手又は両手の迅速かつ連続的な動作で、グランド上のボールを後方へ手渡し、又はパスする行為。プレーを開始する動作。シリーズを与えられたチーム(ボールが所属するチーム)が行う。
20、セフティー
 守っているゴールラインまたはその後方で、デッドボールとなり、ボールがゴールラインを越した責任がそのゴールラインを守るチームにある場合は、セフティーである。相手に2点が与えられる。
21、前方と後方、越えてと手前、フォワードとバックワード
 チームにとって、前方、越えて、フォワードとは、相手ゴールラインへの方向である。後方、手前、バックワードとは守るべきゴールラインの方向である。
22、ダウン
 レディ・フォー・プレーの後に、スナップで始まりボールがデッドとなって終了する行為の単位。
23、タッチバック
 守っているゴールラインまたはその後方で、デッドボールとなり、ボールがゴールラインを越した責任がそのゴールラインを攻めるチームにある場合は、タッチバックである。守っているチームのボールとなり、自陣5ヤードラインから攻 撃を開始する。
24、7秒ルール
 パサーは7秒以上ボールを保持すると、その場でプレー終了となる。
25、チーム・タイムアウト
 1試合に1回だけチームに認められた、60秒間の休止時間。
26、ディフラッグ
 正しくフラッグをとる行為。
27、デッドボール
 プレー中でないボール。
28、デッドボール・スポット
 プレーが終了した地点。
29、トライ
 タッチダウンしたチームに与えられる、1回だけの攻撃機会。5ヤードラインからタッチダウンすれば1点、12ヤードラインからタッチダウンすれば2点。攻撃チームはいずれの位置から攻撃するかを選択できる。
30、ニュートラル・ゾーン
 スクリメージ・ダウンの開始前、レディ・フォー・プレーが宣言された後、グラウンドに置かれたボールの両端を通る、仮想のヤードラインがスクリメージラインである。この2本のスクリメージラインの間の空間が、ニュートラル・ゾーン(中 立空間)である。ボールの長軸の幅を持つ空間となる。
31、ノーランニングゾーン
 ランニングプレーをしてはならない地域。相手エンドゾーンの手前5ヤードからエンゾゾーンまで、及びミッドフィールドラインの手前5ヤードからミッドフィールラインまでの地域。
32、パス
 パスするとは、ボールを投げる事である。
33、パサー
 スナップを受け取る攻撃選手。(アメリカンフットボールでは、フォワードパスを公式規則に従って投げるプレーヤー。パスの後に身体のバランスを取り戻すまでパサーである)
34、ハドル
 スナップの前に、フィールドで戦術打合せ等のためにプレーヤーが集合する行為。フラッグフットボールでは30秒間が利用できる。
35、反則
 反則とは距離罰則が規定されている規則違反である。バイオレーションとは距離罰則のない規則違反で、反則の罰 則とは相殺できない。
36、反則地点
 反則が発生した地点。
37、被交代選手
 交代して退場した(又は退場する)プレーヤー
38、ファンブル
 パス、キック、成功した手渡し以外で、選手がボールの確保を失う行為。
39、プレビアス・スポット
 最後にボールがプレーに移された地点。
40、フラッグベルト
 幅約5センチ、長さ約36センチの布状の用具。ボールキャリアの腰の左右につけたフラッグを取ればプレー終了となる。公式試合では公式ベルトを着用する。
41、ボールキャリア
 ライブボールを確保している選手。
42、マフ
 キャッチしようとして、ボールにタッチしたがキャッチ出来なかった行為。
43、ミッドフィールドライン
 両ゴールライン間の中央に、ゴールラインに平行にひかれたライン。攻撃チームが3回の攻撃の間にこのラインを越 せば、新たに3回のダウンが与えられる。フィールド長辺の長さで、ゴールラインからの距離は決定する。公式フィールドでは、20ヤードラインがミッドフィールドラインとなる。
44、モーション
 スナップの時に1名の攻撃チームの選手が、相手エンドゾーン以外の方向に向かって移動する行為。
45、ライブボール
 プレー中であるボール。グラウンドにタッチしていないフォワードパス、ファンブルは空中にあるライブボール。
46、ランニングプレー
 ボールを保持して走るプレー。ランプレーともいう。パスプレーも成功すればランニングプレーとなり、プレーは続行する。
47、リカバー
 グラウンドに触れた後の、ライブボールを確保する行為。グランド上或いはバウンドして空中にある場合でも、一度グラウンドに触れたボールの確保はリカバーである。フラッグフットボールでは、リカバーはしてはならない。
48、レディ・フォー・プレー
 プレー開始の準備完了のこと。審判員はボールをインバウンズ・ライン上に置き、プレー開始の準備が整った時、ホイッスルを吹き、レディ・フォー・プレーのシグナルを行う。攻撃チームはシグナルから30秒以内にボールをスナップし なければならない。
49、ロス・オブ・ダウン
 ダウンを繰り返して行う権利を失う罰則。フラッグフットボールでは、すべての攻撃反則はロス・オブ・ダウンである。
50、ヤードライン
 エンドラインに平行なフィールド・オブ・プレーの全てのライン。20ヤードラインがミッドフィールドラインとなる。

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