立命対早大の再戦か

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早大が春の“リベンジ”
 4月29日、第59回早慶戦が駒沢球技場で開催され、昨年8年ぶりに甲子園ボウルに出場した早稲田大ビッグベアーズが昨春苦杯を喫した慶應大ユニコーンズを27対12で下し、通算戦績を21勝37敗1分とした。早大が攻守ともに圧倒した。
  攻撃では日本代表候補のRB末吉(4年)が両チームトップの16回120ヤード3TDを記録。攻め込まれる場面があった守備も、LB岩井(2年)の素早い上りやDL長尾(3年)のタックルで鉄壁のゴールライン前守備をみせた。
  慶大はQB徳島(4年)がチームトップの6回92ヤードの走りを見せるも、パスが相手のプレッシャーから19回投5回成功29ヤードまでに押さえこまれた。
  早大の朝倉監督は「昨年の甲子園ボウルの反省で上がったフィジカルアップを意識して練習し、力強いフットボールを目指している。慶應はプレー展開が早く、特にQB徳島選手のスピードあるランを警戒し、パワー対スピードになると思っていた。試合ではDLが押しこんでプレッシャーをかけ続けて押さえられたことが勝因だと思う」。
  慶大の山澤監督は「前半は早大のRB末吉を守備が良く集まって止めていたが、逆に攻撃が得点圏まで前進しても止められてしまった。6月5日には5年ぶりに関西学院戦を予定している。攻撃の決定力という反省点を次にいかし、関学にぶつかっていきたい」。
  ベストプレイヤー賞であるカーム・コーザ杯に早大RB末吉が、ジョセフ・レスティク杯に慶大WR吉田(4年)が選出された。

法政も順調―東日本
 カレッジフットボールのシーズンが始まった。関東では、川崎球場、アミノバイタルフィールドなどの公共会場や大学会場で春季オープン戦が開催されている。
  昨年、8年ぶりに甲子園ボウル出場を果たした早大は、スターター喪失が攻撃2名、守備4名と少なく、さらに昨年のクリスマスボウルを優勝した早大学院高のQB木村やWR生駒、日大三高のRB吉原やОL中村ら有望な新人8名の獲得に成功しチーム力向上。次の全国制覇も夢ではない。
 しかし、東日本で早大に敗退した法政大トマホークスも力をつけている。4月17日に行われた関西大戦では35対13で勝利し、好調なスタートを切っている。攻撃では昨年チームの主力として活躍した、安定したパスが特徴の山口(4年)、身体能力が高くランが特徴の高島(4年)の二人の司令塔が今年もチームを引っ張る。昨年のエースRBだった堀(4年)ら豊富なバックス陣が残り、昨年の高校関東大会で敢闘賞を受賞、力強いブロックで活躍したОL上田ら活躍が期待できる11名の新人を入れ今年でのリベンジを狙う。
 5月15日に早大は昨年の日本一である立命館大と、早大は専修大との試合が予定されている。(石井雄基)

 

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